13日午後、北朝鮮兵士1人が軍事境界線を越えて亡命

[写真=聯合ニュース(京畿道坡州市オドゥ山統一展望台から見た北朝鮮の黄海北道開豊郡の北朝鮮軍詰所)]


13日、最前方の中部戦線で北朝鮮軍1人が軍事境界線(MDL)を越えて韓国軍に亡命したと、合同参謀本部が明らかにした。

合参によると、同日午後7時50分ごろ、京畿道漣川郡一帯の非武装地帯(DMZ)内の韓国軍最前線監視哨戒所(GP)で警戒勤務をしていた韓国軍将兵たちが北朝鮮軍1人を発見した。軍将兵らは北朝鮮軍の亡命意思を確認して身柄を確保しており、亡命当時の北朝鮮軍は軍服姿の非武装状態だったという。

韓国に亡命した北朝鮮軍は10代後半~20代前半の兵士として劣悪な兵営の実態に不満を抱いて亡命したと供述したものと把握される。

軍関係者は"韓国に亡命した北朝鮮軍は韓国軍の誘導を受けて一般前線部隊(GOP)の鉄柵の以南に安全に移動した"、"現在、関係機関で具体的な亡命の動機と経路を調査している"と話した。

北朝鮮軍は軍は北朝鮮軍の亡命誘導の過程で対北朝鮮監視警戒態勢を格上げするなど、万が一の事態に備えたものの、特異な動きは捕捉されなかったと伝えた。

一方、2010年以降、北朝鮮でMDLと北方限界線(NLL)を越えて亡命した人は軍人と民間人を含めて60人に達し、北朝鮮軍がMDLを越えて亡命したのは、昨年9月以降初めてだ。
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