国内の主な証券会社は11日、週間推薦銘柄にポスコ、韓国金融持株、サムスン電気、大象、SKハイニックス、現代製鉄などを挙げた。
サムスン証券は、ポスコを推薦した。この証券会社は“鉄鋼市場が回復しているなかで、ポスコの海外鉄鋼子会社実績が良くなっている”として“数年間持続した構造調整に基づいて、非鉄鋼部門の子会社の実績回復も期待される”と明らかにした。
サムスン証券は、韓国金融持株に対して“韓国投資証券は、自己資本投資(PI)をはじめとする多様な事業部門で強みを有している”として“非証券子会社も安定した収益性を維持してきた”と伝えた。
新韓金融投資は、サムスン電気と対象を推薦種目で提示した。この証券会社は“サムスン電気の場合、サムスン電子や中国のスマートフォン業者など部品顧客が来年デュアルカメラを採用する場合、最大8160億ウォンの売り上げが増えると予想される”として“積層セラミッコンデンソ(MLCC)業界の状況が反騰し、受動素子(LCR)部門収益性も10%台後半まで向上するだろう”と展望した。
大象に対しては、今年第3四半期実績が黒字転換すると展望した。動物飼料原料を生産するライシン事業が、原価下落で利益を改善するものと見られる。また、家庭簡便式需要が増えている点も肯定的である。
大信証券は、SKハイニックスを推薦した。この証券会社は“実績の核心指標である2D NAND固定価格が安定した流れを見せている”と伝えた。
現代製鉄も推薦銘柄に選んだ。大信証券は“今年3分期の連結基準営業利益は、前年同期比8%増加した3562億ウォンを記録するだろう”と伝えた。この証券会社は“短期的にモメンタムが不足するが、株価純資産比率(PBR)の水準が最低点にある”として“安定的実績と財務構造改善を考慮する時、中長期観点の買収機会だと判断する”と付け加えた。
(亜洲経済オンライン)
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