韓国航空宇宙産業(KAI)が内外の消防・安全関係者たちを対象にスリオン消防ヘリなど多様な国産ヘリコプターを披露した。
KAIは28日まで大邱エキスポ(EXCO)で開かれる国内最大規模の消防産業専門の博覧会である「第14回国際消防安全博覧会」に参加したと26日、明らかにした。
今年初めて参加したKAIは消防ヘリコプター、警察ヘリなど多様な国産ヘリコプターを展示した。
現在、KAIは済州消防安全本部に納品する消防ヘリを開発中だ。 スリオンを基盤として開発される「済州消防ヘリコプター」には捜索・救助、救急患者移送、火災の鎮火作業などのための先端任務装備が追加される。
現在、最終組み立てを終え、各種試験を進行中だ。 KAIは国土交通部の特別堪航認証を受けた後、今年末に納品する計画だ。
今回の博覧会にはスリオンの操縦利便性や安全性を一層高めるスマート航転システム(Avionics Suite)も展示された。
小型民需ヘリ(LCH)基盤の消防・警察・海洋警察ヘリ3種も今回の展示会に初登場した。 LCHは中・大型級のスリオン(8.7t)より小さい4.9t級のヘリコプターである。 2021年までに開発完了を目標としている。
現在KAIはスリオン初の輸出を通じた新市場開拓に努力している。 インドネシアなど従来の国産航空機輸出国が主な対象に年内に可視的な成果達成を目標としている。
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