現代自動車が歴代1四半期の最大売上高を記録した。 前年同期比、グローバル市場で販売が減少したにもかかわらず、成し遂げた成果だ。 また、営業利益も3四半期ぶりに上昇傾向に転じ、収益性の改善に努めている姿だ。
現代車は26日、ソウル良才洞(ヤンジェドン)本社で開かれた2017年1四半期の経営実績コンファレンスコールを通じて今年1四半期の業績は△売上高23兆3660億ウォン(乗用車17兆8234億ウォン、金融やその他の5兆5426億ウォン) △営業利益1兆2508億ウォン △経常利益1兆7571億ウォン △当期純利益1兆4057億ウォン △販売108万9600台を記録したと明らかにした。
現代車の関係者は"グレンジャーとクレタなど主要新車が販売好調を見せ、ロシアとブラジルなど主要新興市場でも目立った回復振りを示した"、"ただ、新車量産準備に向けた一部工場の一時稼動中断で固定費負担が多少増加し、グローバル低成長基調の克服に向けた様々なマーケティング活動による費用の増加などの影響で収益性はやや鈍化した"と説明した。
売上高は中大型以上の車格やSUV販売の好調などによって製品ミックスが改善され、金融部門の売上額が徐々に増加し、前年同期比4.5%増えたのだ。 売上原価率は新車量産準備のための一部工場の稼動中止などの影響で全体的な工場稼働率が多少下落し、前年同期比0.6%ポイント高まった81.6%を記録した。
営業部門のコストの場合、多様なマーケティング活動による費用増加と未来技術確保のためのR&D投資の拡大などによって、前年同期比5.0%増加した3兆425億ウォンを示した。 その結果、営業利益は前年同期比6.8%減少した1兆2508億ウォンを記録した。 営業利益率も前年同期比0.6%ポイント下落した5.4%を示した。 経常利益及び純利益も前年同期比それぞれ18.8%、20.5%減少した1兆7571億ウォン及び1兆4057億ウォンを記録した。
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