韓国電力は18日(現地時間)、アメリカのカーライルグループの子会社であるコジェントリックスソーラーホールディングスからコロラド州の太陽光発電所買収を完了し、本格的な運用に入ったと19日明らかにした。
生産された電力は、㈱コロラド州の電力に全量販売され、事業期間(25年)2億3000万ドル(約2000500億ウォン)の売り上げを上げることが期待される。また、団地内の遊休敷地にパネルを増設したり、エネルギー貯蔵装置(ESS)を設置するなど、国内機材を活用して150億ウォンの輸出増大効果も得ることができると予想される。
今回の買収は、世界最大の電力市場であるアメリカで最初に進出したという点で意味がある。韓国電力は今回の買収をきっかけに、国内機材メーカーと北米市場での再生可能エネルギーやエネルギー新事業などの新規開発事業を推進する計画である。
韓国電力は現在、世界24カ国で火力、原子力、送配電、再生可能エネルギー、資源開発など、さまざまな海外事業遂行しており、過去2015年の総売上高の8.2%である海外部門の比重を2025年までに27%の水準まで引き上げる計画である。
チョ・ファンイク韓国電力社長は発電所を直接訪問し、現地の従業員を激励して早い時間内に事業を安定化させるように要請した。
(亜洲経済オンライン)
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