サムスン電子が中国「QLED(量子ドット発光ダイオード)国際フォーラム」に参加して市場を拡大する意志を明らかにした。
サムスン電子がTV製造会社、流通業界、学界などと連携し、次世代ディスプレイ素材であるクオンタム・ドット基盤のQLED TV市場を本格的に拡大するという戦略だ。
サムスン電子は13日、中国北京イェンチフ国際コンベンションセンターで中国電子商会(CECC、China Electronics Chambers of Commerce)が主管するQLED国際フォーラムに参加したと14日、明らかにした。
「QLEDの光が世界を明るくする」というタイトルで開かれた同日の行事にはサムスン電子をはじめ、ハイセンス、TCLなどTV製造社と中国政府機関、学界、それから流通会社の国美と苏宁、最大電子商取引会社であるジンドンドットコムなど計300人余りが参加した。
同日、チョン・ビョンジュン サムスン電子・映像ディスプレイ事業部担当常務は"無機物素材であるクオンタム・ドットは画面にしみが残るなどの寿命の問題がないにもかかわらず、最高の画質を表現できるため、ディスプレイに最も適合した素材"と"2017年はTV業界が一緒にQLED TV市場を育成する成長の年になるだろう"と強調した。
同日のフォーラムではクオンタム・ドット素材会社であるナノシスがQLEDの優秀性について発表するなどTV製造会社、ディスプレー業界の専門家、学者らがクオンタム・ドット技術発展の現況と戦略も共有した。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>