サムスン電子が5月から欧州で「TVプラス」サービスを本格的に紹介し、市場攻略に乗り出す。
サムスン電子はラクテンウアキ(Rakuten Wuaki)と協業して英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペインなど欧州の主要5カ国で5月からTVプラスを開始する予定だと9日、明らかにした。
TVプラスはサムスンスマートTVで2015年からCJ E&M、EBS、JTBC、ネットフリックスなどの各種プログラムをいつでも無料で楽しめるようにした仮想チャネルサービスだ。
ラクテンウアキは欧州を代表する注文型ビデオ(VOD)のストリーミングサービス会社で、ハリウッドブロックバスター映画を含めてグローバル的人気TVシリーズなど1万個以上のコンテンツを提供している。
サムスン電子はラクテンウアキとの協業で最も最新のハリウッドコンテンツをプレミアム4K HDR画質で提供するだけでなく、キッズ、アクション、コメディーなど多様なジャンルのコンテンツを提供し、欧州消費者の嗜好を満足させる予定だ。
今回に欧州で提供されるTVプラスは最新のハリウッドブロックバスター映画や望むコンテンツをスマートTVの初期画面で選択して視聴するVoD方式とチャンネルを変えたり、番号を入力して検索できる一般チャンネルサービスの長所を結合して消費者の便宜性を一層高めた。
サムスン電子は今年末までTVプラスを欧州全域に拡大導入する予定だ。
サムスン電子は従来の韓国と東南アジアだけでなく、昨年11月米国で、今年1月にはドイツでTVプラスを開始し、北米と欧州にサービスを拡大してきた。
サムスン電子は3日から6日まで(現地時間)、フランス・カンヌで開かれた「MIPTV 2017」期間中にTVプラスの紹介イベントを現地で開き、欧州4K HDR市場拡大計画を明らかにした。
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