検察が7日、拘束状態の朴槿恵(パク・クネ)元大統領の拘束期間を延長して収賄容疑に対する追加の捜査に乗り出す方針だ。
検察特別捜査本部は同日午前、裁判所に朴元大統領の拘束期間の延長を申請したと明らかにした。
検察関係者は"今日午前、拘束期間延長を申請しており、裁判所の返事を待っている"と話した。
検察は先月31日未明、朴元大統領を収賄・職権乱用・強要などの疑いで拘束した。刑事訴訟法によって被疑者拘束期間は最大20日だ。逮捕当日から1次的に身柄を確保することができ、一度延長すれば最長十日が追加される。朴元大統領の1次拘束期限は今月9日までだが、9日が休日であるためやむを得ず申請日を繰り上げたというのが検察の説明だ。
刑事訴訟法第205条によると、判事は検事が捜査を続けることに妥当な理由があると認めるとき一度拘束期間を延長できるように規定する。
裁判所が検察の適当な延長要請を拒否する場合はほとんどないだけに、朴元大統領拘束期限は今月19日まで延長されるものとみられる。また、検察は期限満了前に朴元大統領を裁判に持ち越されなければならない。
検察は残りの期間核心調査対象の収賄容疑を究明するのに総力を傾ける方針だ。
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