大韓航空は操縦士労組が24日に予告していたストを撤回したと23日、明らかにした。
大韓航空の関係者は"会社は操縦士労組の決定を尊重し、今後の円満な労使合意に向けて最善を尽くす"と明らかにした。
先立ち、大韓航空の操縦従事労組は大韓航空の株主総会が開かれる24日から2次ストを予告した。 労組は昨年12月に実施した1次ストに参加していた組合員を除いた約66人を2次スト参加者に選抜した。 大韓航空操縦士労組がストに突入したのは2005年以降11年ぶりだった。
チョ・ウォンテ大韓航空社長は21日、江西区空港洞所在の操縦士労働組合事務室を訪れた。 24日、操縦士労組の2次ストが予告された中、対話を通じた事態の解決を図るためだった。
同日、チョ社長はイ・ギュナム労組委員長と幹部らに会って"労使間協力を成し遂げて共存しよう"いう意味を労組に伝えた。
チョ社長は"ここ数年間、配当をしていない状況で会社は株主の利益を考慮せざるを得ない"、"2017年、賃金交渉で提示する案件を漸進的に検討してみたい"と話した。
大韓航空は前日、労組に2015年総額比1.9%、2016年3%の賃金引上げ案を提示した。
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