サムスン電子が断種されたギャラクシーノート7を次期戦略スマートフォンのギャラクシーS8と変えてあげないという立場を明確にした。 交換・返金に応じた消費者との公平性のためだ。
16日、関連業界によれば、ギャラクシーノート7の国内回収率は99%に達する。 国内で50万台が売れたことを考慮すれば、5000~1万台はまだ市中にあるのだ。
サムスン電子はすでに1月、ソフトウェアアップデートを通じて最大充電率を15%に制限したことがある。 完全に充電をしても最大利用時間が2~3時間に過ぎず、端末機の返上を強制したのだ。
これ以上は延長しないといった交換・払い戻しの期限を今月末までにまた、増やした。 今までギャラクシーノート7を持っているということは追加的な発火事故が発生する可能性が少ないということを示している。 しかし、サムスン電子は消費者の便宜を図るため、期限を延長したのだ。
当初、昨年12月末までだった交換・返済期間は1月末、2月末の延長に続き、今度はもう3度目だ。
それでもまだ1%前後の使用者らは交換・返金に乗り出していない。
彼らがギャラクシーノート7を持っている理由は簡単だ。 愛着が高いだけに、所蔵用で持っているためだ。 サムスン電子が異例的にリコール措置までした製品であるため、希少価値を念頭に置いたものとみられる。
また、他の理由は追加補償案に対する期待心理がまだ残っているためだ。
実際、ギャラクシーノート7の交換・返金が行われる中でも一部使用者の間では"少し耐えれば、新製品(ギャラクシーS8)と1:1に交換することができる"は話が出回ったりもした。
これについてサムスン電子側は"従来に交換・払い戻しの措置を終えた使用者らとの公平性のためでも交換は絶対ない"と釘を刺した。
ギャラクシーノート7に対する交換・払い戻しは今月末まで進められる。 受付は先月からサムスンサービスセンターが入居しているサムスンデジタルプラザに一元化された。 サムスンデジタルプラザのうち、サムスンサービスセンターを備えた売場は全国に160社余りだ。
一方、サムスン電子はギャラクシーノート7が断種された後、自尊心を回復するため、ギャラクシーS8に死活をかけた。 製品の安全性を高めるため、公開日程も遅らせており、攻撃的なマーケティングを予告している。
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