現代ウィア、国内初の3Dプリンター搭載した「ハイブリッド工作機械」開発

[現代ウィア、国内初の3Dプリンター搭載した「ハイブリッド工作機械」開発]



現代ウィアが国内初で工作機械に3Dプリント機能を搭載した「ハイブリッド工作機械」を開発した。

現代ウィアは工作機械の精密性に3Dプリンターの利便性を加えたハイブリッド工作機械を新成長動力にして、2020年まで人工関節などグローバル医療市場に進出する計画だ。

現代ウィアは15日、金属3Dプリンタ専門メーカーのインステックと「3Dプリンティングハイブリッド加工機」の1段階開発を完了したと明らかにした。

ハイブリッド加工機は金属を削って加工する工作機械とレーザーで望む形を積層して製作する3Dプリンターを合わせた製品だ。 工作機械が持った精密性に3Dプリンターの利便性を加えたものだ。

現代ウィアとインステックは産業通商資源省「グローバル専門技術開発事業」の一環として、昨年から開発を進めている。

現代ウィアは5軸マシニング・センターに「DED(Directed Energy Deposition)」方式の3Dプリンターモジュールを統合して1段階開発を終えた。 DEDはレーザービームを利用しての元の素材を溶かして付着させ、形を作る3Dプリンティング方式だ。

製品製作はハイブリッド加工機に付着された主軸が従来のマシニング・センターで使用する工具と3Dプリンターモジュールを必要に応じて交換する方式で行われる。 金属の切削が必要する時は既存の切削工具を利用して剃った後、積層加工が必要な状況では3Dプリンターモジュールで作業する。 一つの機械で二つの仕事を進める方式であり、作業時間が大幅に短縮されるものと期待される。

現在開発中の2段階は3Dプリンターの他の方式である「PBF(Powder Bed Fusion)」装備を統合する方式で行われる。 DEDとPBF方式の長所を全て利用できる。 PBFは金属粉を薄く敷き、レーザービームを注射して選択的に結合する方式で、DED方式より強度は多少落ちるが、複雑な形状を作る時に有利だ。 現代ウィアは今年末まで2段階開発を完了した後、2018年中にテストを経て、最終的に完成する計画だ。

現代ウィアはハイブリッド加工機を優先的に人工関節市場に投入するという考えだ。 人工関節はチタンを利用して作られるが、現在3Dプリンタと工作機械をどちらも利用して製作する代表的な製品だ。 現代ウィアはその後2020年までグローバル市場に進出、未来成長動力を創出していくという計画だ。 関連業界では3Dプリンターのグローバル市場規模が年平均30%以上成長するものと展望している。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기