IMF“韓国経済、潜在力落ちた”


国際通貨基金(IMF)は14日(現地時間)に発表した「G20監査報告書」で今年韓国経済を診断した。今回の報告書は、17~18日にドイツで開かれるG20財務長官・中央銀行総裁会議を控えて出てきた資料である。

この報告書では、来年の韓国経済成長率も2.8%で10月より0.3%低くした。IMFの展望通りならば、韓国経済は来年まで5年連続の2%台経済成長率に留まることになる。

IMFの今年韓国経済成長率展望値は、韓国政府の展望値と同じである。韓国銀行は、0.1%差である2.5%を予想した。

一方、今年と来年の世界経済成長率はそれぞれ3.4%と3.6%で10月と同一だった。韓国と違い、アメリカ2.3%(0.1%↑)、中国6.5%(0.3%↑)、日本0.8%(0.2%↑)、ヨーロッパ連合1.8%(0.1↑)等主要国成長率は全て小幅上昇で修正された。

一方、IMFはインフレ圧力によってアメリカが基準金利引き上げ速度を高めるならば、グローバル金融条件が予想よりはるかに悪くなる可能性があると診断した。

これに伴い、高い公共および個人借金と脆弱な銀行財務構造を持って、政策的緩衝装置がない新興国は資本流出と金融梗塞、急激な為替レート変化などに露出できる。

IMFは“多くの先進国はまだ需要が不足して、物価上昇が目標値未満だ”とした“しかし、世界製造業と貿易の明確な景気循環的上昇反転と、アメリカ財政政策拡大に対する期待に力づけられて、先進国成長率展望は全般的に改善された”と分析した。

引き続き“新興経済国の場合、アメリカのドル強勢と国際的な金利引き上げに伴う金融条件悪化で、成長率予想値が若干下方調整された”として“フランスやイタリア、韓国を含んだ多数国家では経済活動が潜在力にはるかに至らない”と付け加えた。

(亜洲経済オンライン)


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