[錦湖タイヤ、売却価格9549億ウォン確定…朴三求会長、来週通知を受ける]
錦湖タイヤの売却価格が9549億8100万ウォンと決められた。 ダブルスターと債権団の本契約が今週内に締結されれば、債権団は優先買収請求権を保有した朴三求(パク・サムグ)錦湖アシアナグループ会長に早ければ来週初めに通報する見通しだ。
8日、産業銀行など錦湖タイヤの債権団によると、中国のダブルスターと債権団は株当たりの買収価格1万4389ウォンに合意した。 これは同日の終値(8300ウォン)比73%割り増しされた価格だ。
債権団とダブルスターは偶発債務などに対する損害賠償の限度を16.2%と定め、役職員の雇用承継も合意したという。
売却の持分はウリィ銀行(14.15%)ㆍ産業銀行(13.51%)など8の債権銀行が保有した錦湖タイヤの議決権株6636万8844株(42.01%)だ。
産業銀行の関係者は"債権団は9日まで決議をすることになっているが、一日二日遅れる恐れもある"、"債権額基準75%以上が承認されれば、すぐに株式売買契約を(SPA)締結する計画だ"と話した。
最終契約が締結されれば、優先買収請求権を保有した朴会長にその価格がそのまま通知になる。 その後、朴会長は資金調達計画を含めた買収意向書を一ヵ月内に提出しなければならない。
朴会長はこれまで懸念が提起された約1兆ウォン規模の錦湖タイヤの買収資金をFI(財務的投資者)などを通じて設けたものと思われる。 ただし、買収後、錦湖タイヤの競争力強化のために必要なSI(戦略的投資者)との連携に注力する形となっている。
錦湖アシアナグループの関係者は"FIの確保は完了した。安定的な投資のためにSIを探している"と話した。
一方、錦湖タイヤは現在、アシアナ航空が保有したソウル光化門(クァンファムン)錦湖社屋の持分79.9%を買うことができるコールオプション(買える権利)がある。 これにダブルスターがオーナーになる場合、社屋の主人も変わる可能性がある状況だ。
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