朴槿恵(パク・クネ)大統領弾劾審判判決が1日後に迫り、朴大統領と大統領府(青瓦台)が今後どのように対応するかどうかに関心が集まっている。
朴大統領側は“憲法裁判所に弾劾審判、弁論再開を要請した経緯がある”、“評議を拙速に行なってはならない”と主張してきただけに、朴大統領が宣告期日前に憲裁審判の不当性を強調するとともに悔しさを訴える可能性が提起されている。
朴大統領側のキム・ピョンウ弁護士は8日午前憲法裁判所の前で記者会見を開き、“8人の裁判官が国会の弾劾訴追を認容しても棄却しても法律上無効”だとし、“8人裁判は源泉無効だ”と主張した。
キム弁護士は“ファン・ギョアン権限代行が新憲法裁所長を任命して憲法に合う9人裁判になるまで弾劾審判の決定をしてはいけない”と話した。
朴大統領は先月27日、書面による最終弁論を通じて“今後どんな状況でも国民の心を集めて混乱を早期に克服することに最善を尽くす”と伝えたことがある。これは憲法裁の判決に承服するという意志で解釈されていたが、朴大統領側の一部代理人団は国際司法裁判所に提訴するなどを取り上げ、受け入れない可能性もあるだけに朴大統領が結果に承服するかどうか注目されている状況だ。
弾劾が棄却されれば朴大統領はすぐに業務に復帰することになり、記者会見や談話文の形で国民に立場を表明する案も検討されている。
反対に、憲法裁の弾劾審判認容で罷免されれば直ちに朴大統領は大統領府から出て三成洞の私邸に移さなければならない。
一方、明日(10日)午前11時に開かれる弾劾審判結果はすべての過程が生放送で中継される予定だ。
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