[写真＝亜洲経済（５日午後、仁川チャイナタウン）]
先週末(５日)の午後、中国の有名飲食店と観光グッズ販売店などがぎっしりと入った仁川チャイナタウンは普段と変わりなく行楽客で賑わっていたが、「遊客」の姿はほとんど見えなかった。むしろ日本、台湾、香港観光客が多かった。
[動画＝亜洲経済（５日、週末に行楽客で賑わっている仁川チャイナタウン）]
もともと仁川チャイナタウンは中国観光客たちが集まる地域ではなかった。一昨年から仁川を訪問している中国の団体観光客が増え、中国人観光客を乗せた観光バスの行列が続いた。韓流ドラマに頻繁に登場する「ジャージャー麺」の影響も大きかった。韓国式中華料理は中国人団体観光客の好奇心を刺激するにも十分だった。しかし、最近ここでは観光バスはもちろん中国人観光客を見つけるのが難しい。
チャイナタウン店主らと中区は韓国にサードを配置することで触発された「韓中葛藤」が中国内の「反韓感情」に飛び火するのを警戒している。
仁川市も昨年は中国企業のインセンティブ観光で好況を享受したが、最近は中国企業の団体観光のキャンセルが続き、反韓感情で個人の中国人観光客まで来なくなるのではないか憂慮する雰囲気だ。
[動画＝亜洲経済（賑わっている仁川チャイナタウンに中国人観光客は少なかった）]
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
