海洋水産部は23日、ソウルプレジデントホテルで海女の人生の質向上と海女漁業の保存・管理方案用意のための「海女漁業保存・発展フォーラム」を開催すると22日明らかにした。
「持続可能な海女漁業の保存! 進むべき道を問う」という主題で開かれる今回のフォーラムには、海洋水産部、地方自治体および関連機関、海女など漁村住民、民間専門家など関係者100人余りが参加する。
海女漁業は何も装着せず体のみで潜水してアワビやさざえ、ワカメなどの海産物を採取する伝統漁業だが、最近、海女の高齢化と後継者不足の問題などで危機を迎えている。
これに対して海洋水産部は「海女漁業保全・発展フォーラム」を組織して民・官・学界専門家の力量を集めて、政策共感を形成して政策推進動力を確保することにした。
今回のフォーラムは、ソウル大学のハン・サンボク名誉教授の「韓国海女漁業の伝統と変化」基調講演を始め、「海女の人生そして未来(韓国海洋大学アン・ミジョン教授)」、「海女漁業保存・発展方案(済州大学ユ・チョルイン教授)」、「海女漁業世界重要農漁業遺産登録(済州発展研究員チュァ・ヘギョン博士)」等の主題発表で進行される。
引き続き、リュ・ジョンゴン韓国海洋水産開発院博士を座長として討論会を開き、各界各層の意見を集約して政策樹立に活用する計画である。
海洋水産部の関係者は“今後、このフォーラムを活発に運営して、消えていく国家重要漁業遺産に対する国民共感を形成し、我が国の海女漁業に対する学術的・技術的力量を集め、海女漁業が国連食料農業機構世界重要農漁業遺産(FAO GIAHS)に登録されるようにする計画だ”と話した。
(亜洲経済オンライン)
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