特検、サムスン電子のイ・ジェヨン副会長に「賄賂供与・偽証」疑いで拘束令状請求

[写真=聯合ニュース提供]


国政壟断の主犯であるチェ・スンシル(61・拘束起訴)被告に代価性のある金銭を支援をした容疑を受けているサムスン電子のイ・ジェヨン副会長(49)に拘束令状が請求された。

パク・ヨンス特別検事チームは16日、イ副会長に賄賂の供与と国会での証言・鑑定に関する法律違反(偽証)などの容疑を適用して拘束令状を請求した。「チェ・スンシル国政壟断」事態で捜査線上に上った財閥トップに拘束令状が請求されたのは初めてだ。

売上300兆ウォンが超えるグローバル企業の経営空白、経済的なショックなど慎重論も提起されたが、特検は罪質、類似事件の前例などを考慮し、法と原則に則って処理する方向を選んだ。

イ副会長は自分の経営権継承問題がかかった三星物産・第一(チェイル)毛織合併に汎政府レベルの支援を受ける代価としてチェ氏側に多方面の金銭支援をした疑いがもたれている。

特検はチェ氏のドイツ法人であるコレスポーツ(現ビデックスポーツ)との220億ウォン台のコンサルティング契約、韓国冬季スポーツの英才センターに対する16億2千800万ウォンの後援などが2015年7月、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が保健福祉部傘下の国民年金公団を通じてサムスンの合併を助けてくれたことに対するお返しと見た。

イ副会長が昨年12月の国会聴聞会でうその証言をしたことについては偽証容疑を適用した。彼は聴聞会で支援が決定されて実行される当時、チェ氏の存在を知らなかったし、代価を望んで支援したこともないと証言した。

一方、イ・ジェヨン副会長の拘束の可否は18日、裁判所の拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を経て決定される。
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