H5N8型高病原性鳥インフルエンザ(AI)が京畿道安城でも発生し、防疫当局が緊張している。
12日、農林畜産食品部によると、最近、京畿道安城市安城川で採取された野生の鳥の糞試料を精密検査した結果、全国に拡散したH5N6型ウイルスとは異なるH5N8型高病原性AIウイルスが確認された。
農林畜産食品部はAI緊急行動指針に基づいて、ウイルスが採取された地点を中心に半径10㎞以内(79戸、110万羽)地域で家禽農家の移動制限や予察など防疫措置をしている。
当該地方自治団体と協力して、まだAIが拡散していない済州と慶北地域防疫にも万全を期している。済州地域の場合、野生の渡り鳥からAIが検出された地域を予察地域に設定し、緊急防疫を実施する一方、渡り鳥の飛来地を経由するか、近隣の道を閉鎖し、2カ所は迂回するようにした。
慶北地域では、産卵鶏の密集飼育地域で集中消毒を実施して、相対的に防疫が脆弱な小規模家禽農家3500戸で4万2000羽の家禽を買い上げして殺処分した。
この日0時現在、全国的に殺処分された鶏や鴨などの家禽は3170万羽に達する。産卵鶏は、全飼養数比32.9%の2300万羽が屠殺され、被害が大きかった繁殖用鶏も全体飼育規模の半分を超える43万7000羽が消えた。
(亜洲経済オンライン)
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