「セウォル号７時間疑惑」の真実を究明する第３回目の聴聞会

[写真＝共同取材団（14日、開かれた第３回目国会聴聞会）]

14日午前10時からソウル汝矣島国会でチェ・スンシル国政壟断疑惑究明のための第３回目の国政調査特別委員会聴聞会が始まった。

今回の聴聞会は９日のパク・クネ大統領の弾劾案可決以後初めて開かれるもので、いわゆる「セウォル号７時間」の聴聞会と呼ばれる。

[写真＝聯合ニュース提供（14日午前、国会聴聞会に出席するシン・ボラ元大統領府医務室看護将校）]

聴聞会にはキム・ヨンジェ医院のキム・ヨンジェ院長とチャ病院グループのチャ・グァンリョル総括会長、シン・ボラ元大統領警護室の医務室看護将校などが証人として出席した。惨事当日の救助状況をパク大統領に報告したキム・グァンス元国家安保室長とキム・ソクギュン元海洋警察庁長も出た。

しかし、７時間の真実の鍵を握っているとされるチョ・ヨオク大尉が米国の研修を理由に欠席理由書を提出し、チェ・スンシルとパク大統領の間の仲介役割を果たしたとされるユン・チョンチュ、イ・ヨンソン元大統領府(青瓦台)行政官も欠席理由書を提出し聴聞会には現れなかった。

そんな中、大統領府医療陣７人を含め11人が医療界の従事者である今回の聴聞会では、2014年４月16日セウォル号惨事当時、パク大統領の「美容施術疑惑」と「セウォル号７時間疑惑」を巡って与野党委員らの集中的追究が予想されている。

一方、米国研修中のチョ・ヨオク大尉は19日第５回目の聴聞会に出席するという意思を伝えた。

<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信、翻案、配布することは禁じられています。>

注目記事