トランプ特需、関連図書販売量の垂直上昇・・・ヒラリー関連出版は中止

[写真=ラオンブック提供(トランプ大統領に備えよう]


米国第45代大統領にドナルド・トランプが当選され、関連書籍の販売量が1日10冊から1200冊に急増している。

7月韓国で出版された「CRIPPLED AMERICA (不随になった米国)」(米国では2015年11月出版)はトランプ当選が確定された9日だけで1100~1200冊が販売され、在庫がすでに底をついたという。「CRIPPLED AMERICA」の出版社であるイレメディア側は、1日10冊余りの販売量を見せていたが現在追加の注文が続き再版を決定したと伝えた。

トランプはこの本で“今の米国は偉大でもなく、楽しくもない状況に置かれている”と保健法、銃器法、気候変化、中東政策、エネルギー政策など多様な政治的イシューに対する自分の哲学を披歴した。

トランプ突風以後の米国政治、国際情勢、韓国の未来などを見据える「トランプ大統領に備えよう」(ラオンブック)も初版本がほぼ消尽され、再版印刷に入った。この本はキム・チャンジュン元米連邦下院議員と国際問題専門家キム・ウォンシク氏が米国人たちがトランプに熱狂する理由とハリケーンがもたらす影響に対する分析を含んでいる。

また、2007年出版された「CEOトランプ、成功を抱く」(ベガブックス)は米大統領選挙前に一時期品切れ状態だったが、表紙を変えて14日から再出版される予定だ。

オンライン書店Yes24は2日から8日までの1日平均4冊ほど売れたトランプ関連図書が9日から10日午前11時まで456冊も販売されたと明らかにした。現在、国内でドナルド・トランプ関連図書は10種類余りが販売されている。

一方、ヒラリー・クリントンの当選を予測しながら関連本の出版を準備していた出版社は大きな打撃を受けている。毎経出版は25日、「マダムプレジデントが変えていく世の中と韓国の未来」というヒラリー関連の本を出版する予定だったがオンライン書店での予約販売を中断した。

日本でも中央公論社が今月中旬に出版する予定だった「ヒラリー、女性大統領の登場」という本の情報が削除され発売中止になった。

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