「文化界皇太子」と呼ばれたチャ・ウンテク、9日午前拘置所に移動

[写真=亜洲経済(8日夜、中国から帰国したチャ・ウンテク氏)]

チャ・ウンテキ(47)が検察で4時間以上の取り調べを受けて9日午前、ソウル拘置所に移動した。

チャ氏は8日夜10時20分頃、仁川空港を通じて中国から入国した。記者たちの質問に涙を流しながら“すみません、申しわけございません”と10回も繰り返した。

広告監督出身であるチャ氏は2014年大統領所属の文化隆盛委員、2015年民官合同創造経済推進団長を務め「文化界皇太子」と呼ばれた。

パク・クネ大統領に会ったことがあるかという質問には“公式的な席で何度かお会いした”と、個人的には会ったことがないと答えた。また、アン・ジョンボム元政策調整首席に関しては“少し知っている”と答えた。

検察特別捜査本部は8日夜、中国から仁川空港を通じて帰国したチャ氏を逮捕し、午前1時から午前5時30分まで取り調べた。

 

[写真=連合ニュース]

チャ氏はパク・クネ大統領の最側近であるチェ・スンシル氏の影響力を利用して政府の文化政策を自分勝手に動かしたという。政府の文化事業を事実上独占して自分が実際に所有した広告会社を通じて大企業・公共機関の広告を不法・便法で手にしたという疑惑が提起された。

一方、帰国後涙を見せながら反省していると話したチャ・ウンテクがパク・クネ政府発足後150憶ウォンに達する財産を増やしたのも議論されている。チャ・スンシル国政壟断が明らかになって検察が本格的な調査に入ると、中国に逃避していたチャ・ウンテクは最近不動産を全部売って現金化したことが分かった。

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