「1700億ウォン横領・背任の疑い」辛東彬会長の逮捕令状棄却

[「1700億ウォン横領・背任の疑い」辛東彬会長の逮捕令状棄却]



1700億ウォン台の横領・背任などの容疑を受けている辛東彬(シン・ドンビン)(61)ロッテグループ会長が逮捕収監を免れた。

辛会長に対して検察が請求した事前逮捕令状を裁判所が29日未明の3時55分ごろ、逮捕状を棄却しながら、"現在まで捜査の進行内容と経過、主要犯罪容疑に対する法理上の争いの余地などを考慮する際、逮捕の事由と必要性、相当性を認め難い"と明らかにした。

令状実質審査で検察は辛会長が企業の利益を兄・姉などの家族に横領しようとした点で法的な責任が重いと主張した。 辛会長側の弁護人は容疑の相当部分が辛格浩(95)総括会長が経営権を行使していた時に発生したため、辛会長にその責任を問うのは正しくないと対抗した。

検察によると辛会長はこの10年にわたり兄の辛東主(シン・ドンジュ)元日本ロッテホールディングス副会長など家族に計500億ウォン程度の給与を不当に支給した容疑(特定経済犯罪加重処罰法上横領)を受けている。

また、2005~2013年、全国のロッテシネマ内の売店をソ・ミギョン(57・在宅起訴)容疑者らに渡して770億ウォン台の収益を上げることにして、2009~2010年ロッデピエスネットの有償増資過程で他の系列会社に480億ウォン台の損害を与えた容疑(背任)も受けている。

検察は来週に捜査を終える計画だ。

一方、辛会長は令状が棄却された後、検察庁社から出て記者たちと会って"迷惑をかけて申し訳ない。 (ロッテグループは)不十分な部分が多い"と話した。 彼は"責任を負って直したい。 良い企業に作りたい"と明らかにした。
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