キム・ギドク監督の22番目の新作「網(THE NET)」発表・・・10月6日韓国公開

[写真=亜州経済(映画「網」(THE NET)」のキム・ギドク監督と俳優リュ・スンボム)]


28日、ソウルロッテシネマ建大入口店でキム・ギドク監督の22番目の新作「網(THE NET)」の試写会が行われた。

俳優リュ・スンボムの1年ぶりの復帰作である映画「網」(監督 キム・ギドク、提供 キム・ギドクフィルム NEW、配給 NEW)は北朝鮮の漁師が網に引っ掛かった船でやむを得ず一人で南北の境界線を越えることから繰り広げられる物語を描いた作品だ。

リュ・スンボムは偶然南に漂流することになった漁師「チョルウ」役で、時代の痛みを表現する感情の変化を繊細に演じながら独歩的なキャラクターを消化した。特に今回のキャスティングはキム・ギドク監督の作品世界の大きな感銘を受けたリュ・スンボムが先にキム・ギドク監督に一緒に作業をしたいという意志を伝えて出演することになったという。

 

[写真=NEW提供(映画「網」のリュ・スンボム)]


キム・ギドク監督は記者歓談会に先立ち“リュ・スンボムがベネチア映画祭のスケジュールで参加できなかった。皆理解してほしいと”と伝え、“前作「豊山犬」などで南北問題についてずっと扱ってきたが、今回の「網」はその延長線で南北問題を取り上げてみたくて作った映画だ。ご覧のように悲しくて暗鬱な結論だが、現実は反対であることを願う”と紹介した。

一方、映画「網」は第73回ベネチア国際映画祭と第41回トロント国際映画際に相次いで招待された。韓国での封切りは10月6日を予定している。

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