北西大西洋内の韓国の漁獲量、イカなど622t配当

[写真=海洋水産部]


海洋水産部は19日から23日までの5日間、キューバで開催された北西大西洋漁業機関(NAFO:Northwest Atlantic Fisheries Organization)の第38回年次総会に出席したと明らかにした。

今回の会議では、北西大西洋水域内の魚種別の合計許容漁獲量(TAC)の設定と国別割当配分、持続可能な漁業のための釣禁止区域指定など生態系保全措置、不法漁業(IUU)強行国リスト、操業船違反の実態、港湾局検索の実施結果等についての議論が行われた。

韓国は今年、イカ453t、少なく166tなど、計622tの配当量を配分された。現在、国内の遠洋船会社は操業経済性を考慮して、当分の間は同水域で操業する予定がない状態であり、今後は他の加盟国と協力して配当量を効率的に活用する計画である。

一方、EUやアメリカなどは今回の会議でフカヒレの船上切断を禁止する案を提出した。これに対して付随的に漁獲したサメの効率的活用のために、切断が避けられないという意見も提起されたが、多数決で北西大西洋水域では、フカヒレの切断を禁止することを決定した。

現在、韓国の漁船が北西大西洋水域に入漁していない今回の措置は韓国の業界への影響はないが、今回の会議で強化されたサメの保存措置は、他の国際水産機構のサメ保護関連規定の改正にも影響を与えると予想される。

カン・イング海洋水産部遠洋産業課長は“遠洋船会社の安定的な海外漁場の確保と持続可能な操業のために、国際水産機構会議に積極的に参加して韓国の寄与度を高めていく計画だ”と話した。

(亜洲経済オンライン)


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