チェ・ウンヨンユスホールディング会長(元韓進海運会長)が韓進海運の事態の解決に向け、個人の財産100億ウォンを条件無しに支援することに決定した。
12日、ユスホールディングスは"支援金100億ウォンはチェ会長が保有しているユスホールディングス株式を担保に金融機関から借り入れして確保する計画"とし、"数日内に早急な支援が可能することにする"と明らかにした。
チェ会長は条件なしに迅速に支援するという原則の下に韓進海運と協議して適切な方法で提供するという方針だ。
チェ会長は"韓進海運の事態で被害が広がっているのに対して元経営者として道義的責任を重く感じる"、"利害当事者らが力を合わせて、現在の状況による被害を最小化できることを切に願う"と伝えた。
チェ会長は2006年、夫の故チョ・スホ会長が死去した後、2007年に営権を継承したが、全世界的な量の減少、船腹量の増加や原油高による海運景気の長期低迷を克服できなかった。
その結果、2014年5月、人的分割形式で韓進海運の経営権を韓進グループに手渡し、韓進海運ホールディングス(現在、ユスホルディングス)を中心に分離独立した。
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