「第11回ソウルドラマアワード2016」が盛大な幕を下ろした。
8日午後、ソウル汝矣島(ヨイド)KBSホールで行われた「ソウルドラマアワード2016」の栄誉の大賞は英国の「ナイトマネージャー(The Night Manager)」が受賞した。
授賞式では激しい予審と本審査を経て選定された作品賞、個人賞など競争部門の最終受賞作とアジアスター賞、韓流ドラマ賞など非コンペ部門の受賞作が発表された。
大賞は人気俳優トム・ヒドルストンとヒュー・ロリーが共演した英国の「ナイト・マネージャー」が受賞した。ホテルで働く元軍人出身の主人公が偶然に秘密文書を得て起きる事件を扱ったスパイドラマで、ジョン・ル・カレ原作の小説をドラマ化したものだ。早いストーリー展開と強い没入度で善と悪、復讐など、よくある普通の素材を独特な演出で描き視聴者に良い評価を受けたこの作品は、演出を担当したデンマーク出身の女性監督スサンネ・ビア(Susanne Bier)が演出賞も受賞した。
最優秀賞(長編部門)はSBSドラマ「六龍が飛ぶ」が受賞の栄光を手にした。朝鮮時代を背景に人間の欲望と愛を描いたこの作品は歴史を興味深く描いたのが高く評価された。
KBS2ドラマ「太陽の末裔」は韓流ドラマ部門作品賞最優秀賞と男子演技賞、主題歌賞を受賞した。主題歌賞で選ばれた曲は歌手GUMMYが歌った「You are my everything」だ。
男子演技賞を受賞したソン・ジュンギは、“とても大きな賞をいただきましたが、僕は平凡で学ぶことがたくさんある若い俳優なだけです。「ユ・シジン」という魅力的なキャラクターに出会って今の僕がいると思います。”と「太陽の末裔」のスタッフに感謝の気持ちを伝えた。
一方、女子演技賞はKBS2ドラマ「オーマイ・ビーナス」の女優シン・ミナが、韓流ドラマ作品賞部門優秀賞は現在放送中のMBCドラマ「獄中花(オクチュンファ)」が受賞した。
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