造船業の受注量の激減に韓國の受注残量12年ぶりに最低値

[造船業の受注量の激減に韓國の受注残量12年ぶりに最低値]



"目を光らせて探しても船舶を発注するという船会社がありません。"

最近、会ったある造船所の関係者の話だ。

グローバル景気減速による海運業況の低迷で船舶の発注量が激減し、韓国の受注残量が13年余りぶりに最低値を記録するなど低迷が続いている。

7日、グローバル造船・海運分析機関であるクラックソンによると8月末基準、韓国の受注残量は2331万CGTで、2003年10月に記録した2256万CGT以降、12年10ヵ月ぶりに最低水準に落ちた。

全世界の受注残量も9681万CGTで、2005年2月に記録した9657万CGT以降、11年6ヵ月ぶりに最低値に落ちた。

韓国をはじめ、受注残高基準世界1位の中国の仕事も早いテンポで減少している。

8月末を基準に中国の受注残量は3570万CGTで、2006年12月の3476万CGT以来、最も低い数値を記録した。 日本は2195万CGTを記録し、昨年6月(2189万CGT)以来、最も低い水準を示した。

これは原油安が持続され、海洋プラントの発注が途絶えた上、グローバル海上物流量の減少で、コンテナ船と油槽船など商船の発注が減少する反面、建造された船舶が急速に引き渡されているからだ。

今年に入って8月末までに全世界の船舶の発注量は799万CGTで、前年同期(2501万CGT)比3分の1水準まで落ちた。

専門家らはこのような低迷が当分続くものと見込んだ。

造船業界の関係者は"グローバル景気が短期間に回復しにくい上、最近の韓進(ハンジン)海運の事態で中古船舶が市場に売りに出される場合、船舶受注市場はさらに萎縮しかねない"と指摘した。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기