9月1日から10月3日までの約1カ月間、超大型満月が蚕室(チャムシル)ロッテワールドタワーの近くの石村湖(ソクチョンホス)に降りてくる。
ロッテワールドタワー(第2ロッテワールド)、ロッテ百貨店など、ロッテの系列社はソウル松坡(ソンパ)区と共に蚕室石村湖周辺とロッテワールドモールでアメリカ出身の世界的な公共美術作家グループフレンズウィズユ(FriendswithYou)の「スーパームーン」を披露する。
直径が20mに達する超大型美術作品「スーパームーン」は豊かな秋夕(チュソク・旧盆)に浮かぶ満月のように幸せと余裕、希望を与えるために設置された。7つの月明かりで変身するこの大型満月は毎日夜6時から10時まで石村湖の付近を訪れる市民たちを迎える予定だ。
「スーパームーン」は「ラバー・ダック(Rubber Duck)」と「1600パンダ+」に続きロッテの3番目の公共美術プロジェクトだ。石村湖に浮上するまで約1年間の準備期間が所要され、企画段階から誰もが共感する素材を使用したこの作品は人々への幸福、希望などを盛り込んでいる。
作家たちとロッテは作品のコンセプトとデザインに8カ月以上をかけ、今年の3月から生地と造形物など本格的な作品制作準備に入った。6月には京畿道龍仁(ヨンイン)市の工場で10人の作業者がポリエステル生地300枚を一つ一つ針で繋ぎ、20mの超大型円形の「スーパームーン」を完成させた。
イ・ユンソクロッテ物産マーケティングチーム長は“1年のなかで最も豊かな時期である秋夕(チュソク)の満月に願い事も祈って平穏な気持ちになるように、石村湖に浮いた「スーパームーン」が家族、恋人、友達と一緒に夢と希望をわけて余裕を楽しむきっかけになってほしい”と話した。
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