現代(ヒョンデ)自動車がインドで小型車を輸出して10年ぶりに累積輸出200万台を突破した。
15日、現代車・インド法人とチェンナイ港によると現代車は先月末、インドのチェンナイ港で累計輸出台数200万台を達成したと発表した。
現代車は2006年から先月末まで軽自動車から小型車、小型SUVまで含めて計219万5818台を世界90カ国余りに輸出した。
1996年、インド市場に進出した現代車は2000年からチェンナイ港を輸出拠点として活用した。 2006年からチェンナイ港をインドで生産された現代車の小型車の輸出基地として本格的なパートナー協約を交わしてから10年ぶりに成し遂げた成果だ。
特に現代自動車は新興国の景気低迷で中国、ブラジル、ロシアなどで販売が低迷する中、インドでは内需2位、輸出1位の座を守って注目されている。
ク・ヨンキ現代車・インド法人長は"現代自動車のインド法人において輸出は重要だ"、"チェンナイ港との協力関係は現代車をインド1位の乗用車輸出メーカーに引き上げた"と強調した。
現代車のインドで成功は現地化戦略にある。 まず、小さい車体が強みである「サントロ(韓国名アトス)」でインド市場を攻略した。 貧富格差の大きいインドで経済的な要因として車両購入を躊躇する顧客を狙うため、小型車を戦略として掲げた。
現代車の関係者は"インドは11億人の人口の内需市場だけでなく、輸出が容易な地理的環境、安い人件費、高い生産性などメリットを兼ね備えた"、"早くからインドに進出したのが現在の成果を出した要因"と話した。
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