16日、関連部署によると、環境部はファブリーズに含まれている殺菌剤成分を開示する案などをファブリーズ販売チェーンである韓国P&Gに要請した。
一部の専門家は、ファブリーズに入っている成分が、肺上皮細胞を損傷させる恐れがある吸入毒性物質であり、ファブリーズを噴霧した後に吸引して肺に入ると致命的であると指摘した。
この製品の外側には「微生物剤」として表示されているだけで詳細成分の説明がなく、メーカーのホームページにも成分案内が不足しており、消費者の不安感をあおっている。
一方、韓国化学研究院付設安全性評価研究所は、消臭や合成洗剤、ウェットティッシュなど国内流通している329個の殺生物剤製品に有害物質が含まれていることが確認された。
この報告書は、環境部の請負依頼を受けて2012年から昨年までの3年間に研究作成した報告書で調査した内容である。
これらの有害物質などは、加湿器殺菌剤に含まれている物質である。BITは、吸入した場合、細胞の損傷を促進させ塗料、繊維、木材に使われる防腐剤として、アレルギーや皮膚刺激、呼吸問題などを誘発することが分かった。
製品別では、消臭剤118個、洗濯用合成洗剤81個、多目的洗剤25個、冷蔵庫の消臭剤17個、浴室用洗剤13個、ウェットティッシュや柔軟剤各11個、キッチン掃除用や食器洗浄用の洗剤各10個、乳幼児用ウェットティッシュ9個、繊維用汚れ落とし1個などに物質が使われている。
企業別調査対象製品は、オキシーレキットベンキーザー・ジャパン134個、LG生活健康84個、ホームプラス70個、Eマート57、KCC 54個、ロッテマート40個、サムスンテスコ39個、ピジョン29個、CJライオン27個などである。
(亜洲経済オンライン)
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