KBS2の水木ドラマ「太陽の末裔」の最終回(16話)が38.8%の視聴率を記録しながら幕を下ろした。前日の15話より4%も上がった数値だ。
100%事前制作ドラマの成功神話を書いた「太陽の末裔」は中国、タイなどアジア各国にシンドロームを巻き起こし、イギリスとフランスの媒体までその人気に注目するほど話題の中心であった。それに日本、台湾、タイ、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、ルーマニア、スウェーデン、アメリカ、オーストラリアなど総32カ国に版権が売れた状態だ。
「太陽の末裔」は制作費だけで130億ウォン(約13億円)がかかったが、放送される前から各種売り上げで制作費をすべて回収した。中国には先販売で48億ウォン、日本では20億ウォンで販売されたほか、PPL(韓国内間接広告)だけでも30億ウォンという華麗な記録を残した。放送された期間中には15秒のチャンネルCMも30個が完売され、収益だけで72億ウォンを超えるなど今後の売り上げはさらに増える見込みだ。
また、ドラマのOSTに収録された10曲が各種音源チャートですべて上位を示し莫大な影響力を立証した。特に視聴率だけではなく、中国での動画クリック数が1話当たり約1億ビュー以上を記録するなど、全体累積クリック数が24億ビュー(4月11日現在)を突破し、中国内での熱風も続いた。
韓国文化観光研究院によると「太陽の末裔」の経済効果は、中華圏に莫大な影響力を与えたSBSのドラマ「星から来たあなた」(最高視聴率33.2%)より大きいだろうと展望した。「星から来たあなた」は(2013年12月~2014年2月まで放送)当時、約3兆ウォンの効果を得たと推算された。これはドラマ輸出、観光収入、間接広告(PPL)参加企業の売り上げ増加などや韓国の国家イメージ広告マーケティング効果などを含めた数値である。
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