東大門DDPを設計した有名建築家ザハ・ハディッド死去

[写真=ザハ・ハディッドのフェイスブック]



イラク出身の有名建築家ザハ・ハディッド(65)が3月31日(現地時間)心臓麻痺で亡くなったとBBCなど外信が報道した。
彼女は2014年3月に開館したソウルの名所、東大門デザインプラザ(DDP)を設計した建築家だ。日本では2020年の東京オリンピックとパラリントピックのメインスタジアムになる予定の新国立競技場の設計に手がけたが、建築費用が大幅に膨らまれ白紙化されたことがある。

1950年イラクの首都バグダッドで生まれたザハ・ハディッドはレバノンベイルートで大学を卒業した後、イギリスで留学し建築を学んだ。一生建築家の道を歩んできた彼女は1979年、自分の名前でロンドンに建築事務所「ザハ・ハディ建築事務所」設立後、多様なプロジェクトを進行してきた。
革新を目指す彼女の代表的な作品としては2010年、ローマの国立21世紀美術館(MAXXI)、2012年ロンドンオリンピックのアクアティクス・センターなどがある。

2004年には建築界のノーベル賞と呼ばれる「プリツカー賞」を女性としては初めて受賞し、2014年には同じく女性として初のアゼルバイジャン・パークにあるヘイダル・アリエフカルチャーセンターのプロジェクトで「博物館デザイン賞」最高賞を受賞した。また2月にはイギリス建築事務所から授与するゴールドメダルを女性としては初めて受賞した。

ロンドンのザハ・ハディド建築事務所によると、死亡の原因は心臓麻痺であり、今週気管支炎にかかりアメリカ・フロリダ州のマイアミの病院で治療を受けていたと伝えた。
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