現代(ヒョンデ)自動車グループのグローバルビジネスセンター(GBC)の未来の姿を盛り込んだ開発計画案と主要建物のデザインが公開された。
現代車グループは新しい100年の象徴であり、超一流企業への跳躍の中心となるGBCを市民と疎通し、24時間生きて動く大韓民国の象徴的な未来ランドマークとして造成するという計画だ。
現代車グループが17日に公開した開発計画案によるとGBCは7万9342㎡の敷地に地上および地下を合わせて延べ面積92万8887平方メートル規模で造成される。 グループ統合社屋で使用される105階タワーをはじめ、市民とのコミュニケーションのための施設である公演場、展示施設、コンベンション、ホテル・業務施設などが建設される。
敷地内の建物は韓国伝統都市の路地と家の中と建物の間にある庭から霊感を得て、お互いに疎通し、連結されるように配置される。
GBCの中核施設である超高層統合社屋の建物は簡潔で最も純粋な形態である「四角形の垂直タワー」で建設される。 自然から得たインスピレーションを完璧さで進化させるという基本構想の下、安定感と美的効果を極大化した。
現代車グループのGBCは今後、首都圏広域交通のハブとなる永東大路やコエックス〜蚕室(チャムシル)運動場一帯の国際交流複合地区を横切る公共歩行通路が交差する地点に位置することで、ソウルを代表するランドマークの建物を保有した空間だけでなく、ソウル江南の地理的ランドマークの役割を兼ねるようになる見通しだ。
1年余りにわたる開発計画の樹立過程にはグループ内外の各分野の専門家とグローバル戦略コンサルティング会社などが参加した。 開発計画の完成度を高めるため、28人の国内外の碩学及びオピニオンリーダーのインタビュー、100件あまりに達する国内外の超高層ビルのベンチマークなどが行われた。
敷地全体のマスタープランを調整して一貫した建築計画を誘導する設計責任者として国内1世代建築家のキム・ジョンソン氏が選任され、施設別の建物設計には海外メーカーだけでなく、力量を備えた国内メーカーにも参加の機会が与えられる予定だ。
経済的波及効果もかなり大きいものと思われる。 韓国都市行政学会によると現代車グループがGBCを建設して20年間運営する場合、生産誘発効果265兆6000億ウォン、雇用創出効果121万6000人、税収増加は1兆5000億ウォン以上になるものと推算される。
同日、公開された現代車グループのGBC開発計画案は関係省庁及び機関などとの協議、建築許認可交渉などを経て最終確定される。
現代車グループの関係者は"ソウル東南圏のグローバルな業務・商業機能を強化する内容を盛り込んだソウル市の「2030ソウル都市基本計画(ソウルプラン)」実現と現代車グループの超一流企業への跳躍に向けたグローバルコントロールタワーの建設念願が反映されたGBCは市民と疎通し、24時間生きて動いている大韓民国・ソウルのランドマークとして建設されるだろう"と話した。
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