黒米の抽出物でダイエット

[写真=黒米の抽出物でダイエット]
農村振興庁は乙支(ウルチ)大学と高麗(コリョ)大学の研究チームと共に、細胞動物(ネズミ)と更年期女性を対象にテストした結果、黒米抽出物の体脂肪減少効果が優秀なことが明らかになったと明らかにした。黒米は機能性物質であるアントシアニンが豊富で、肥満と老化を防ぐ効果があると分かった。特に、玄米ぬか層にある細胞層で機能性物質を多量含有している。

研究陣は、黒米で胡粉層を分離して新しく開発した機能性物質多量抽出技術を適用して、黒米胡粉層にあるアントシアニンを抽出した。胡粉層を剥がして出し、30~35℃の 条件で胡粉層に入っている機能性物質を抽出して粉末にした。このように抜き取った黒米胡粉層の抽出物を脂肪細胞に処理した時に脂肪の蓄積量が58%減ることが明らかになった。

ネズミ20匹を対象にした実験で、黒米胡粉層抽出物を12週間食べたネズミは抽出物を食べなかったネズミと比較して肥満指数は25.8%、体脂肪は27.5%、血中中性脂肪は18.1%、血中コレステロールは10.5%減った。腹部脂肪が問題である45~69歳の女性53人が普段の食習慣を維持して黒米胡粉層抽出物をカプセル形態で12週間摂取した結果、腹部脂肪が5.4%減少する効果があった。

農業振興庁は、今回の研究結果を食品生命工学会誌とアメリカ国際肥満管理学会などで発表し、技術移転で実用化を推進している。黒米胡粉層で機能性物質を抽出する方法と体脂肪減少効果に対しては特許を出願した。

イ・ソンヒョン農業振興庁国立農業科学院機能性食品博士は」黒米機能性成分は胡粉層に集中しており、少ない量でも体脂肪減少効果がある」として「今後、胡粉層抽出物が肥満関連の病気改善に広く使われるのを期待する」と話した。

(亜洲経済オンライン)

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