[写真=産業通商資源部]
最近、韓国の海外プロジェクトの受注実績は年平均650億ドルに達したが、原油価格の変動等対外環境の変化に影響を受けやすい高付加価値分野の進出が微弱だという指摘が出ている状況である。産業通商資源部とKOTRAは、このような受注環境の変化に対応して、海外プロジェクトを有効にするための戦略フォーラムを18日瑞草区（ソチョグ）KOTRAで開催した。
政府、海外受注協議会、中小企業関係者などの海外プロジェクトの分野の専門家たちは、この日のフォーラムでAIIBが韓国会社の海外プロジェクトへの参加に大きな機会を提供することに共感を形成した。
これに対して、エネルギー新産業のような有望な分野のプロジェクトの発掘など、AIIB活用のための先制対応が必要であるということに口をそろえた。また、一部の発注国で提供する「現物決済方法」、中小・中堅企業のエネルギー新産業の海外進出支援策などについても議論した。
イ・インホ産業通商資源部貿易投資室長は「体系的な海外プロジェクト受注戦略を調達するための官民協力システムが必要である」とし、「企業の金融調達能力などを引き上げるために産業通商資源部が積極的に支援していく」と明らかにした。
（亜洲経済オンライン）
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