現代ウィアが景気低迷を経験している中国で約2000万ドル(約241億ウォン)規模の工場自動化設の備受注に成功した。
現代ウィアはこれで世界最大の工作機械の需要を誇る中国で工作機械の事業をさらに拡大できる土台を整備することになった。
現代ウィアは工作機械事業本部長のホン・ジンヨン常務が中国上海のシェラトンホテルで中国サンファングループの梅汉生総経理と面談を持って「自動化事業(FA)協力のための了解覚書(MOU)」を締結したと7日、明らかにした。
現代ウィアはこの席でサンファングループに2016年まで自動車部品の加工のための工作機械100台あまりを供給することにした。
今回のMOU締結は中国戦勝節の週間を迎え、韓中企業協力の活性化の一環で行われた。 現代ウィアは朴槿恵(パク・クネ)大統領とともに経済使節団として今回の行事に参加して契約を実現した。 中国の製造業者らが景気低迷によって投資を最小化する状況でも現代ウィアは自動化装備と工作機械の技術力を基に大規模な受注に成功する快挙を達成した。
現代ウィアが今回に供給することにした工作機械は自動車の中核部品を加工するのに使われる工場自動化設備だ。 今回の供給規模は約2000万ドルだ。 今後、サムファングループ全体の老朽工場設備を最新の自動化ラインに交代する場合、受注規模はこれよりさらに大きくなる見通しだ。
今回のMOU締結で現代ウィアは世界最大の工作機械市場の中国での影響力をさらに拡大できるようになった。 最近、中国は人件費が大幅に上昇して工場自動化設備の需要が大きくなる状況だった。 現代ウィアは今回のMOU締結をきっかけに中国内の連鎖受注を引き出す計画だ。
現代ウィア・工作機械事業本部長のホン・ジンヨン常務はMOU締結式で"中国の景気がとても厳しい状況で結んだMOUであるだけに、その意味がより大きい"、"これまで蓄積された技術力を基に中国市場内のグローバル認知度をさらに高めていく"と話した。
一方、サムファングループは計19の系列会社を持った年間売り上げ3兆1000億ウォン規模の会社で、BMW、AUDIなどグローバル自動車メーカーに自動車の中核部品を供給している。
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