LG電子「コードゼロ」挑戦記…"高容量バッテリー・高効率モーターがカギ"

[LG電子「コードゼロ」挑戦記…"高容量バッテリー・高効率モーターがカギ"]



LG電子の「コードゼロ」掃除機は性能は維持するものの、ラインなしに空間の制約を受けておらず、掃除をしたいという顧客の要求から始まった。

LG電子が2000年代初めから9カ国の5000人の消費者らを対象に調べた結果、空間・時間の制約を受けず、掃除機本来の吸引力は放棄できないという答えが返ってきた。

ラインをなくしながら、空間の制約を受けないようにしたとすれば、無線状態で吸引力を長い間維持するため、結局、核心はモーターやバッテリーだった。

エネルギーを供給するバッテリーを高容量で搭載し、エネルギー消耗の多いモーターの高効率化を実現すれば、無線状態で強力な吸引力を最大限長く維持できるためだ。

掃除機開発チーム長のユ・ミョンシク首席は3日、昌原(チャンウォン)工場で"既存のモーターの効率は40~45%だが、コードゼロ製品はこれより30%以上の効率性を高めた"、"モーターとバッテリーにおいて必要する時にエネルギーを供給して必要のない時はエネルギーの供給を中断する制御部分が核心"と説明した。

さらに、商品企画過程で高容量バッテリーの充電器を設計して難関に直面したりもした。

高容量を中心に置き、バッテリーの充電器を設計したため、大きさがレンガほど大きくなったわけだ。

しかし、これは製品のデザインを害するという指摘が続き、充電器を製品の中に入れようという意見が出た。

開発者らは不可能という立場だったが、性能とデザインをいずれも要求する顧客の意見によって充電器を含めた製品が出るようになった。

掃除機開発チームのハ・ゴンホ首席は"充電器を製品の中に入れながら高容量のバッテリーを具現するための安全と規格問題を解決した"、"発想の転換が必要ということがわかった"と話した。

以降、LG電子は昨年から1年間、各国の購買・営業担当者と各企業の経営陣に数百個ずつの見本製品を送って使用するようにし、意見を聴取した。

見本を使用した彼らは多様な意見を掲げ、製品の価格帯も提示した。

LG電子はコードゼロ掃除機を今年上半期までフランス・ドイツ・スペイン・オーストラリア・中国など16ヵ国で発売する計画だ。
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