​崇實大、ソウル再建60周年記念式開催

亜州経済 韓寯滸 = 崇實大学が9日ソウルで再建60周年記念式を開催した。ソウル永楽教会で開かれた記念式典にはハン·ホンス総長、教務委員、教職員、同窓会関係者など500人あまりが参加し記念式典では礼拝や崇實大学第1期入学生による入学宣誓も行われた。

この日午前10時から開催された記念式典でハン総長は「ソウルで60周年を迎たが、平壤での設立から数えると120年になる」と説明。「この60周年を第3の設立元年と位置づけ、民族統一の使命と世界の中心へと飛び立つことができるようにしたい」と述べた。

また崇實大学は今回の式典で野中広務元官房長官に名誉博士号を授与した。

野中元官房長官は「韓国旅客船セウォル号の事故に対し、心からの哀悼と犠牲になられた方々に心からお見舞い申し上げる」と述べ、「崇實大学の再建60周年を記念し名誉博士号を日本人である私が授与することになって栄光に思う」と語った。

また「日本の政治家として強制徴用された在日韓国人の皆様の傷を癒すことができるように努力したが、日本の国家が変わっていく姿に失望し11年前に政界を引退した」と過去を振り返った。
 

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