これらの種目は、本業で営業損失を出しながらも、キャッシュフローをみると、お金が増える様子をみせる。保有資産を売却したり、お金を借りて給与をはじめとする資金需要を補っている可能性が大きいという話だ。
24日、金融監督院と金融情報提供会社「エフアンドガイド」によると、国内の上場企業のうち、398社が、2013年の営業損失を記録し、このうち45社が営業活動ではなく、投資・財務活動で現金を増やした。
このような種目のうち、大企業の系列会社も相当数だ。
サムスンエンジニアリングは、2013年連結財務基準で1兆280億ウォンに達する営業損失を出した。キャッシュフローから営業活動によるキャッシュは、マイナス(-)1兆2309億ウォンを記録している。
一方、財務と投資活動には、それぞれ9899億ウォン、806億ウォンが増えた。
大宇建設も同様だ。営業損失は2446億ウォンに達した中で、投資及び財務活動にそれぞれ2739億ウォン、2516億ウォンが増加した。
SKコミュニケーションズや、新韓、シンソンソーラエネルギー、ディオールメディバイオなども同じである。
一方、SKコミュニケーションズの株価は、今年だけで40%近く上昇した。同社は、2013年の営業損失448億ウォンを記録した中、投資活動によるキャッシュの増加は405億ウォンと集計された。
純利益を上げながら、営業活動キャッシュ·フローがマイナスである場合は、主に高売上限価が原因である可能性がある。実際には、収益性が良くないという話だ。
コスダックに属するルネコ(今年の初め以来の株価上昇率84.06%)とエマーソンパシフィック(73.58%)、エガンリーメテク(35.83%)、JYP(32.89%)も株価が過度に上がった種目に挙げられる。
今年に入って、コスダックが12%以上上昇し、同伴強勢をみせたが、指数調整時の下げ幅が相対的に大きくなるという懸念が出てくる。
非営業活動で現金が増えた上場企業のうち、コスピ7社、コスダック11社が今年に入って前日まで10%以上、株価の上昇率をみせた。
(亜洲経済オンライン)
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