ホンダ、アジアで大規模サプライヤー育成

ホンダは中国を除くアジア・大洋州全域に自動車部品を供給できる現地の大規模なサプライヤーの育成に着手する。2014年前半にもインドネシアにサプライヤーを集めて第1弾となる会合を開き、各社に事業改革を促す。これまで進めた部品の現地調達の拡大に加え、集中生産による量産効果を引き出し、車両コストを引き下げる。またサプライヤーの体質を強化し、中・長期の完成車生産の拡大に対応できる事業基盤をつくる。

ホンダは世界各地域で事業運営の自立化を進めており、アジアでのサプライヤーの育成もこの一環。ホンダは調達網や生産体質を強化し、輸出を視野に入れた競争力を持たせる。最適地での調達を推進するため、これまで調達の中心だったタイでなく、市場が拡大するインドネシアで始める。

ホンダと連携した成長に合意するサプライヤーと、各社の事業計画の策定や改善活動などを進める。集中購買する部品の品目は順次検討する。

(亜洲経済オンライン)
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