主要5企業グループ時価総額 韓国全体の54.8%

  • 主要5企業グループ時価総額 韓国全体の54.8%

韓国主要5企業グループの上場系列社の時価総額が、株式市場で占める割合が過去最高水準に達した。

韓国取引所と金融投資業界によると、相互出資制限企業集団のうち、公企業を除いた資産総額上位5グループに属する上場法人の時価総額は、636兆2000億ウォン(3月末の終値基準、約55兆3754億円)と集計された。同取引所などが9日までに明らかにした。

これは韓国の総合株価指数(KOSPI)全体の時価総額(1161兆7000億ウォン)の54.8%に当たる数値で、過去最高水準となった。

グループ別では、サムスングループが335兆1000億ウォンで全体の28.9%を占め、現代・起亜自動車グループが135兆6000億ウォン(11.7%)と続いた。

次いで、LG(6.3%)、SK(5.8%)、ロッテ(2.2%)の順。

サムスン電子単独での時価総額は244兆9000億ウォンで、21.1%を占めた。

株式市場で主要5グループの時価総額の割合が大きく増えたのは、2008年の金融危機以降からだ。

2007年末のKOSPIでは36.9%だったが、2008年末には39.9%、2009年末には46.0%に上昇した。

その後も上昇を続け、昨年末には55.0%を記録した。

主要5グループの割合が高まったのは、金融危機以降に大企業中心に世界景気回復基調が追い風となって輸出が急激に好転した上、ウォン安が続いたためとみられる。

ただ、朴槿恵(パク・クンヘ)新政権の国内景気浮揚策により、主要企業の時価総額上昇傾向は弱まることが予想される。

(聯合ニュース)


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