記録的な猛暑で電力使用量が急増し、韓国当局が予備電力に応じて発令する「電力警報」が６日に２段階引き上げられた。
韓国電力取引所は６日午前１０時１７分、瞬間予備電力が３５０万キロワットを割り込んだことから、電力警報を「準備（正常）」から「関心」に引き上げた。だが、予備電力がその後も減り続け、３００万キロワット未満の状態が１０分以上続いたため、１１時５分には再び「注意」に引き上げた。
電力警報は準備、関心、注意、警戒、深刻の５段階に分かれている。注意に引き上げられたのは、韓国各地で停電が発生した昨年９月１５日以来となる。
知識経済部は、３３度以上の猛暑が１０日間、熱帯夜が６日間続いているためエアコンなどの使用が増えているとし、国民に節電を呼びかけた。
（聯合ニュース）
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