日本財務省によると、５月の貿易収支は、自動車輸出が回復する一方で、液化天然ガス（ＬＮＧ）の輸入が増えたことなどから、９０７３億円の赤字となった。５月としては、過去最大の赤字。
同省が発表した貿易統計によると、５月の輸出額は、東日本大震災後に大幅に落ち込んでいた自動車などの輸出が回復し、昨年の同じ月よりも１０%増えて、５兆２３４７億円だった。
一方、輸入額は、火力発電の燃料となる液化天然ガスの輸入が増えたことなどから、２０１１年よりも９.３%増え、６兆１４２０億円だった。
この結果、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は、９０７３億円の赤字だった。
貿易赤字は、３カ月連続で、比較可能な１９７９年以降、５月としては最大となった。
（亜州経済オンライン）
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