日本の戦後世代を代表する映画監督の１人、岡本喜八監督（１９２４～２００５）の特別展が１２月１～３１日にソウル・上岩洞のシネマテクＫＯＦＡ１館で開催される。特別展は韓国映像資料院と日本国際交流基金の共同開催。
岡本監督は韓国ではあまり知られていないが、日本映画の全盛期だった１９６０年代に活躍。明治大学を卒業後、１９４３年に東宝に入社し、「結婚のすべて」（１９５８）、「助太刀屋助六」（２００２）など数十本の作品を残した。特に、１９６０年代に制作された「江分利満氏の優雅な生活」（１９６３）、「肉弾」（１９６８）は厳酷な時代の風景をコミカルかつ冷笑的に描いた傑作で、岡本監督の代表作として知られる。
特別展では２７作品が上映される。観覧料は無料。
（聯合ニュース）
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