トヨタ自動車は電気自動車（ＥＶ）ベンチャーの米テスラ・モーターズと共同開発するスポーツ多目的車（ＳＵＶ）「ＲＡＶ４」ベースのＥＶを２０１２年からカナダ工場（オンタリオ州）で生産する。カナダ政府とオンタリオ州から補助金を受け、最大約４６０億円を投じ、既存ラインをＥＶも生産できるように改良する。
トヨタがカナダ工場で生産するＲＡＶ４のガソリン車のラインを活用しＥＶを生産する。電池やモーターなどの基幹部品はテスラのカリフォルニア州の工場から調達。車載専用電池の３分の１ほどの安価なパソコン用リチウムイオン電池を大量に使うテスラのＥＶシステムを全面採用する。
これとは別に車載用電池を搭載する小型車「ｉＱ」ベースのＥＶも１２年から生産・販売する予定。
（亜州経済オンライン）
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