20日から公共交通機関のマスク着用「自由化」…病院・薬局だけ維持

[写真=聯合ニュース]


今月20日からバスや地下鉄、タクシーなどの公共交通機関でマスク着用が自律化される。ただ、病院などの医療機関や薬局などでは、高危険群の保護のため、当分マスクの着用が義務付けられている。

中央災難安全対策本部は、今年1月に室内マスク義務調整から除外された公共交通機関とマート内の薬局でのマスク着用義務措置が解除されると明らかにした。

防疫当局は室内マスク義務解除後、1ヵ月半が過ぎた時点でも新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の流行が減少傾向が続き、自律的なマスク着用が行われている点を考慮して公共交通機関でのマスク着用義務も解除することにした。

これにより、バスと地下鉄、タクシーはもちろん、飛行機でのマスク着用は義務ではなく自律に任せる。マート・駅舎など大型施設内にある開放型薬局でもマスク着用義務がなくなる。

防疫当局は、このような大型施設内の薬局は処方箋の調剤よりは一般医薬品の販売が主であり、感染者や感染脆弱者の出入りが一般薬局より少ない点を考慮した。また、壁や仕切りがなく空間区分が難しく、室内空気の流れが施設内の他の空間とつながっているという点も考慮した。

ただ、一般薬局は医療機関を利用した後、すぐに訪れる場合が多く、コロナ感染者や疑い症状者、高危険群が利用する可能性が高いという点を考慮し、着用義務を維持した。

病院などの医療機関と一般薬局、療養病院・長期療養機関、精神健康増進施設、入所型障害者福祉施設など感染脆弱施設の場合もマスク自律化の利点よりはコロナによる危険がより大きいと判断され、マスク着用を義務付けた。

これらの空間については、4月末~5月初めに予想される世界保健機関(WHO)のコロナ19非常事態解除議論とこれにかみ合った国内感染症危機段階の下方などにより、マスク義務調整が検討されると予想される。

防疫当局は「マスク着用は依然としてコロナ19など呼吸器感染症において最も基本的な保護手段」とし「出退勤時間帯など混雑した状況で公共交通機関を利用する方々、開放型薬局従事者などは(義務化解除)以後もマスクを自律的に着用することを勧告する」と述べた。
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